でこぼこ子育て奮闘中!

小学6年生のでこぼこ息子、小学4年の娘、ASDのお父さん、ワタシ(お母さん)、ネコの4人と1匹家族。山あり谷ありな子育ての日常を綴ります。

ASD夫、コロナ禍で休業に。

連休明けまで仕事が休みになった夫。テレワークができない職種なので、完全にお休みです。毎日家にいるので、日々ポジティブになろうとしている私もちょっと限界が、、。コロナだろうと休業だろうと、普段通りにしか動かないので、協力体制がゼロなんです!でも協力をお願いするには、テンパらないようルーティン化させる必要があり、そんな余裕、休業していない私にはないわけで。

 

もともと、夫と結婚してから私も色々悩み、鬱になり、離婚を考え、辛い時期を経てきました。夫の両親も噛み合わないことがとても多く、夫がASDと診断された今、義両親もASDなのかもしれないなと思っています。結婚して15年、夫は自閉傾向があるので、真面目な会話はできません。パニックになると部屋に引きこもります。何度問題が起こっても脳が誤った信号を送ってしまうのか?同じことの繰り返しです。記憶が苦手で、話したことはだいたい綺麗さっぱり記憶からなくなります。同じ経験をされている女性(私は主婦目線しかわかりませんので女性とさせてください。)はたくさんおられると思いますが、発達障害って他の人に相談できませんよね。それに、具体的に「うちの夫は、、」と話したところで、どこのダンナもそんなもんだよ、とたしなめられる。私はこれがとてもきつかったです。誰にも理解されない孤独感。夫の心の内が知りたいと思っても、何を考えているのかさっぱりわからない。会話なんてできないから喧嘩もできない。

本当に孤独でした。

でも今は、ASDが遺伝だろうと、子どもたちの苦労は今のうちに軽減してあげたいという思いで日々ポジティブシンキングに努めています。ただ明るく振る舞うだけでなく、先の苦労を軽減してあげたい、それが大きいです。

 

夫への悩みで、自分の未来も子どもの未来も一切考えられなかった私を救ってくれたのは、息子の小児発達外来の先生の言葉でした。「あなたは、お子さんの成長を案じているわけでしょう?この際旦那さんのことは、向き合わず放っておきなさい、あっちもこっちも対応するなんてできないし、大人の発達障害はねぇ、、今までそれで生きてきたんだから、今更、周りのアクションで変わるものではないですよ」と。

先生の言葉で、何かふっきれるものがありました。

夫は発達障害。本人に罪はないのに、と思うと罪悪感が拭えませんが、私が夫の言動に向き合わなくなったぶん、夫も楽になっているかもしれませんしね。

 

ご主人が在宅勤務等になられた方はたくさんいらっしゃるかと思います。そのために、普段通り頑張れず鬱々となってしまったお母さんもいらっしゃるはず。独りじゃないですよ!ここにもいます。

 

お父さんを悪者にするのではありません。

ASDの父さんも、いつもと違う状況の中、できない家族サポートを次々と求められるより捨て置かれるほうが楽かもしれません。

深く呼吸して、手抜きもしつつ、共にがんばりましょうね。

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癒しのメンダコちゃん。